「この人たちが・・・!」
薫、エドワード、サトシ、十代、そしてセナの5人がここにいた。
それだけではない。
行方不明となっている人たちが十数人と、モンスターたちも何十体とこの場にいた。
「ああ、そのとおりだ」
そう言ったのは、高次という官軍だそうで、たぶんリーダー的なものだろう。
「な、なんでこんなところに?」
「君たちと同じ理由さ」
「落ちてきたってこと?」
そう、ここにいる人たちはみんな屋敷にいき、何らかの原因でこの場に落とされたのだ。
もともとは、この屋敷の罠の一種といってもいいが、当時はこんなものがなかったことは高次さんが話した。
そして、脱出するためにモンスターたちと協力して穴を掘り続けているらしい。
「なるほどなー」
「でも良かったです。エドワード君たちが来てくれて。僕じゃなにもできなかったですから。」
「いや。君もいないよりかはましさ」
というのはセナ。高次は軽くフォローする。
「よーするに、ここから出るためには穴を掘り進めて」
「外に出ればいいってことだな!」
「よっしゃ!私がいればこんなのちょちょいのちょい!」
「いや、俺一人で十分だ。こんなの瞬きしている間におわらせてやるよ」
「何格好つけてんだ?ここは私が、いかせてもらう」
「上等だ。んじゃ、どっちが先に出口につくか・・・」
「「勝負!!」」
またまた始まった、薫とエドワードの友喧嘩。
「あーあ。はじまったか」
「あはは、二人とも元気だなー!」
「十代君はいつもポジティブだね・・・。」
それを見守る3人+@。
高次はそんな彼らを口元をすくめて笑ってみていた。
take17 行方不明者発見!
場所は屋敷の出入り口近く。
ガッシュ、ミルモ、銀時、ツナ、アルフォース、ケロロの
書類を持って上に持っていくグループと
良守、きらり、一護、ナルト、ハヤテ、歌の
この屋敷に残るグループ
二手にわかれることになった。
「よかった、なんとか出られるみたいだよ。」
というのはアルフォース。
どうやら、扉はちゃんと空くようだ。
外は、曇ってはいるが雨は降っていない。
入ってきたときと同じように、少し大きめの庭があった。
「はぁ、やっと外にでられるのか」
「まだ、油断はできないのだ。」
「わーてるっての」
「早く行くのであります!」
「そーだね・・・じゃああとは頼みます。」
というのは書類持ちグループ。
彼らが外へ出た直後だった
敵讐があったのは。
でもそれはそうたいしたことはなく。
煙幕がまかれただけだったのだが・・・・・。
「な、なんなんだってば」
「敵か?」
しばらくの後、煙が去ったあと。
「あいつらは、行ったみたいだな」
一護は言う。どうやらいったみたいだ。
「さっきの煙幕・・・なんだか嫌な予感しかしないんですけど・・・。」
不穏なことをいうハヤテであった。
というかギャグ要素はどこいった。本当に。
「アレ?ガッシュ達は?」
「良守、書類はどうなったんですか?」
「なーあいつはどこいったんだ?」
そんなところに来たのは、赤ずきんたちであった。