アニメニーズ イズ チルドレン

「なんでだよ;」
「どうしてこうなった!?」
「小さくなってるー!?」
「また、こんなありがちネタを・・・。」

三者多様の言葉が飛び交う。
めんどくさいことに、事件というものは突然に起きるものだ。
今回はというと一言で言えば

【アニメニーズが子供になった】

というありがちなネタではあるが……

最初こそはいがみ合っていたものの、なんとか実が説得しその場はしのがれた。


take6    アニメニーズ イズ チルドレン


「で、こうなった原因は何なんだ。」

子供のようなかわいい声でいうのは、ちび銀さんだ。
小さくなっても、基本変わらない。

「おれはそんなにかわんねーけどな」

そういうのは、見た目がそんなに変わらないミルモである。
だが、体は一回り小さく、マントのようなものをしてはいるが。

「さあな、そんなのどうでもいいだろ。それよりどうもどるかだ」

と、シカマル。冷静である。

「これ、自然に戻るんじゃないですか?」

ツナである。ツナが言うならそうなんだろうな。

「でもこの体じゃ不便ですよ。」

ハヤテ。小さい体でも執事はできそうだけどね。

「そんなことないよ!」
「それより今をたのしまなきゃねー」
「そうだな♪」

きらり、赤ずきん、ルフィは乗り気である。


「なんだか、なつかしいでありますなぁ。」
「だしかにそうだよなっ!」
「目線が違うとこうも違うんだな。」

ケロロ、サトシ、十代。

他にもめずらしそうに体をみたり、なにかむんむんとしてたりで見てるだけで面白い。

「どれくらいで元に戻るんだろう?」
「んー・・・一週間くらいじゃないか」

楓と結木君。

「にしても、なつかしいなぁ。あんなに小さいセナなんて。」
「かわいい///」
「素敵です!十代目!」
「ああ、どんな姿でもミルモ様は最高ですわ」

うえから、マモリ、ナギ、獄寺、リルム。
もう絶賛である。

「そんなことより写真写真!イッパイ取らなきゃ!」

カメラ片手に取りまくる実。

「あ、声もとらなきゃ、子供声ー!!」

と、ボイスレコーダーもすぐさま用意する。
「迷惑だ」といいながらもとられているアニメニーズはとってもかわいらしい。

 

これから約10日間。
かわいい連呼と、たくさんのいろんな写真をとられるアニメニーズでした☆

 

「あれ、もう終わるのですか?」

そうだよ、アレン君。君は呪いかけられる前?かわいいよw

「なっ!何でそんなこというんですか!?」

にしても、この小さくなったころのアニメニーズは
何か大きな事件が起こる前後の姿であって、ちょっと考えた方もいるそうで。

「いいんだってばよ!今は仲間がいるからな!」
「そうだな。」

ナルト、一護。

うん、ホントに仲間ってすばらしいよね。

 

 


でも、ホントに仲間だと思ってもいいの?

「…何を。。」

…気をつけて。刻一刻と時期が迫ってきている。

「どういうこと!?」

いずれ分かることだ。今は、詳しくはいえない。

「?」


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最近、夢を見る。世界が、なくなってしまう夢を・・・・・。
何度も見た。
現実におこるのだろうか、否。
起こしてはいけない。絶対に、だ。

 

「実」


またあの声だ。姿は見えないが。

「貴方に聞いてほしいの。そのとうりにならないように。」


まさか、本当に・・・・・。
・・・まさかデス・リミットが!?


「…ええそうよ。そのために、貴方の力が必要なの。」

力…。

「そう。だから私についてきて、実。」

ここってたぶん、夢の中・・だよね?

「ええそうよ。きちんとおきてきてもらうわ。」

ちょっと待ってよ!あなた何者なの?
どうして私を…。

「いったでしょう?貴方の力が必要だって。」

それは分かったけど…なんだかあやしいなぁ。
私の夢の中まででてきて。

「とにかく!世界を救うためには貴方が必要なのよ。これだけは信じて。」

う、うん。まぁ、私は原点からきた唯一の人間だもの。
それくらいのことがあっても可笑しくないのかもね。

「ええ、そうよ。可笑しくない。じゃあ着てもらうわね。」

どこに・・・?ってかあなたの名前聞いてない!!

「私の・・・・  のところに!」

え……うそ。…それじゃあ…

 


そこで実の意識は暗闇に戻された。


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