肝試しは荒れ模様

肝試しもいよいよ中盤。

罠もだいぶおちついて、たいがいのチームがビンをみつけていた。

みんなよれよれで疲れていたり、無駄に元気があったり。一人だったり・・・・。

ですが・・・グダグダになるのがオチ。

どんな罠があったのかは、ご想像におまかせします。

このまま平和的に?終わると思っていた。

優勝チーム?

まだまだ、決まってませんよ。だってまだだれも戻ってきてないもの。

妨害が入って。なんだかめんどくさい事態になっているようです。

「あーあ。めんどくさいな。早く帰りたいかも。」

「てめー。勝手に捕まえといて、何言ってやがる。」

「だってやれないんだもん。」

「なにいってるんですか、お馬鹿さんが。」

「てめーが迷子になんかなるからいけないんだろうがっ!」

「お、落ち着いてください、二人とも!・・・神威さん、どういうつもりですか?」

新八、獄寺、ローデリヒは神威につかまっていた。

「どうもこうも、おもしろいほうがいいでしょ?あのお兄さんも早く捕まらないかなー。そしたらおもしろくなりそうなのに」

「・・・・・・何が目的ですか?」

「俺は本当はやりあいたかったんだけどね・・・不本意だけどしかたない。」

「?意味がわかんないです。」

「てめー!はやくはなせっ!」

「・・・・エリザベータが助けを呼びに行ってます。いまはおとなしくしてましょう。」

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ガサガサ

草むらの音。そこに顔を出したのは・・・人じゃない。犬でもない。

何か不気味な・・・。

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「ローデリヒさん、まっていてくださいっ!今助けを・・・あっ!」

エリザは何かを見つけた。草むらで何かが動いていた。とってもすばやく。

エリザは見まがえていたが、それが顔を出した瞬間、確認もせずにすばやくフライパンを落とす。

「うぎゃ」

間抜けな音を発し、それは倒れる。

「・・・・・・・・・あれ?ギルだったの?」

「・・・・・・ってぇーー!・・・いきなりなにすんだよっ!・・・て、エリザ?」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

沈黙が続く。

「・・・・お前、一人かよ。」

「・・あんたも一人?あ、いつもだったわね」

「・・・たくよー、いきなり変な奴がおそってくるわ、フライパンでなぐられるわこりごりだぜ・・」

「変な奴?」

「前祭りのときにでてきたのとにてたような・・・。あ、お前はいなかったな。とにかくアレにつれだされた奴さがさねーと・・」

「それよりも早くローデリヒさんたちをたすけないとっ!」

「・・お坊ちゃん達になにかあったのか?」

「襲われてつれさられたのよっ!あぁ、ローデリヒさんぶじかしら・・!」

「そっちも連れ出され「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」

「「!!」」

「この声は・・・!」

「フェリちゃん?」

「はやくいくわよっ!」

「あ、ああ・・・。」

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「つれてきたわよー。」

と、ルッスーリアは3人を連れてきた。

「なんなんです?シャマルさん、まもるとかいっといて結局つかまってるじゃないですかぁー。」

「・・・・・・私、約束守れない男嫌インダス川」

「・・・・・・悪く言うなよ、俺は治療専門だからな。」

「ご苦労様。後はよろしくー。神威」

「・・・またかわいい子達をつれてきたね。ころしたくなっちゃうよ。」

「ほらよ、シシシ・・」

ベルは神威に三人を引き渡す。

「!!お通ちゃん!!てめーお通ちゃんにも手を出しやがって!」

「あなたは・・!新一くんっ!」

「新八です。・・・ほんとに何がしたいんだっ!」

「やだなー・・遊びだヨ。」

「お、お前も捕まってたのか・・」

「てめー、シャマルお前まで捕まりやがって!」

「まぁまぁ、捕虜同士なかよくしようぜ、隼人くんよー」

「できるか!」

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「フェリちゃん!」

「大丈夫!?」

フェリとところに駆けつけた二人。だが、とき既に遅し。

「あ、ギルベルト君だ」

「あ、不憫だ」

「な、なんでお前らが!フェリちゃんはどうした!?」

「・・・・・・その赤いのは・・・。」

「あー、これね。あの化け物を倒すときについちゃってね。」

「フェリシアーノは連れ去られちゃました、うるせー長髪の奴に。」

「!」

「ついでにノル君と、ジミーくんもね。本当に使えないよね。」

「おまえなー!」

「・・・・・残りは二人だけ?」

「そうでさぁ。そっちも二人だけですかぃ?」

「・・・・そうよ。一体、何が起こってるのかしら。」

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「たっく、なに疲れた顔してんだ?普通だぞ。それでも副長かよ・・・。(ピクシーたちがおびえてる?)」

「あいにく、このような場所になれてないだけだ。」

「・・・はぁ、もうすぐ・・・・・!」

「どうした?」

「・・・いやな気配がする。」

「僕も感じる。なんだ・・・?」

<どかぁぁぁん!>

とつぜん、大きな音が。

そこに、何か飛んでくる。

それは、人よりも一回り大きい。。

「!えいりあんだっ!」

「はぁ?なんでこんなとこに!?」

「なにかいるぞ!」

「!?」

「あれは・・・!」

「・・・ツナ?山本と・・桂もか!?」

「ありゃあ、ルートとフェリトスか?」

驚く面々。ツナ君はハイパーモードで、みんなえいりあんと戦線中みたいな感じであった。

「・・・・・どうなっている。」

「さぁな、とにかくえいりあんをなんとかしないと。」

「!あれは!」

ツナは見まがえている。あのポーズは・・・!

「ゼロ地点突破!解!」

<ドシャァア>

それによってエイリアンを撃退したのであった。

「ツナッ!」

「・・・なにがあった?」

「・・・えとえいりあんがいきなりおそってきて。。」

「危機一髪だったのな。」

「もう少しで連れ去られるところであった、無事で何よりだ、ツナ君。」

「あのえいりあんまじうけるしー。」

「・・・・あんなものがでるとは・・・あいつらは大丈夫なのか・・。」

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「ありました」

「ホント?あんがいはやかったわね」

「いいえ、タマさんのおかげですよ」

「極限、大活躍だな。」

「そんなことはありません」

菊たちのチームは出発から約10分。ビンを見つけた。

「さて、もどりましょ・・・・・・」

「?どうしたの。菊?」

「・・・何か来ます。」

「なんなのだ!?」

がさがさがさ・・・・。

草むらのさく音、そこからでてきたのは・・・。

「たぁっ!」

「・・・イーピン?」

イーピンである。ぼろぼろだ。

「ふぁ、・・・菊!?」

「どうしたの?ぼろぼろじゃない」

「イーピンは大丈夫、これ罠のもの・・・でも・・・」

「なにかあったんですか?」

「えいりあんおそわれた、イーピン逃げてきて・・あとは分からない。」

どうやらこのグループも襲われたようである。

「えいりあん・・・ですか?」

「イーピンちゃんってことは・・・神楽ちゃんたちね。なら大丈夫よ。」

「はい、神楽様は他より力がありますので、えいりあんも倒すことは可能です。」

「・・・そうですね。えいりあんとは・・これも罠でしょうか。」

まぁ、神楽がいるから大丈夫だろう。

「・・罠違う。連れ去られた人いるきいた。」

「!連れ去られるってどういうことだ!」

「わかんない・・でもどんどん襲って行ってる。ここにもくるかも・・。」

「・・・具体的に誰がさらわれたのかわかりますか?」

「わかんない・・・」

「そうですか。・・・・情報がすくないですね。他のチームと合流しましょう。」

「そうだな!京子もしんぱいだっ!」

「私がサポートいたします。」 

 菊たちも行動を開始した。

そのころ神楽たちは・・・?

「なんとかにげきれたあるな」

「はぁ・・・まーいっちゃうよあんなのでてくるなんて」

「しかも連れ去られそうになったネ!イーピン無事だといいけど・・」

「きっと大丈夫ある。逃げ足ははやいあるからな」

「・・・・さてどうするかだ。とにかくどこかと合流をしないとな・・・。」

「銀ちゃんたちと合流するネ!そうすれば無敵アル!」

「簡単に会えればいいあるが・・。」

「あれ、チャイナじゃねーですかぃ」

「!お前は・・・!」

そこにあらわれたのは・・・・。

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