危ないところには近づかないように!

「あら・・・こんにちは。坂本さん。ツナさんに獄寺さんに山本さん。ランボ君も。」

「菊ー久しぶりじゃきー!」

「きくぅー!」

「こ、こんにちは。」

「よ、よぉ」

「おっす!菊!」

それぞれ挨拶を交わす一行。イン本田家。

「・・・よくきてくれましたね。今お茶を・・・」

「それよりもいくぜよっ!」

『は?』

その言葉に、ランボ以外は首をしかげる。

「いくってどこにですか?」

「決まっているき!わしについてくるぜよっ!」

「おい、ゆっくりしてくんじゃなかったのか!?」

「まあまあ」

そこに・・・。

「あ、菊さんっ!」

「・・あぁ、エリザベータさん。・・ローデリヒさんも。」

「こんな玄関先でなにをしてるんですか」

「・・・・・なんていうか。」

「ちょうどいいき!二人もくるぜよ。」

「・・行くって・・」

「金時のとこぜよっ!」

「てめー、奴は留守だって言ってたろうが!」

「あははー。心当たりがあるんぜよー。」

「心当たり?」

「多分、あそこだき。きっとおもしろいぜよっ!」

「なんでおもしろいってわかるんですか?」

「感ぜよ!!あはははは~」

「なんなんですか・・この人は・・・」

「相変わらずですね、坂本さん・・・私もなんだかそんな感じがしてきたので・・すぐにご用意します。」

「飲み込み早いのな」

「あれー?お菓子は?」

「てめーはだまってろ、あほ牛!」

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いんかまっ子倶楽部

「ロヴィーノ今頃どないしてんやろー。親分心配やわー・・。ちょっとぬけてもええ?」

「あっ!てめー抜け出すきかよっ!そうはさせねーぞ!」

「そないいわれてもなー」

「いいんじゃねーの?今は客少ないし・・。」

「・・・俺が困るんだよ・・・!だれだあの客連れてきたのは!」

部屋の隅でこそこそと話しているのはトニーちゃんにプー子ちゃん、フランちゃんである。

「仕方ないんだしー。そこ通ったら面白そうだからちょっとよっただけやんよー」

「フェリトス・・・」

「面白そうだから、私もバイトしてやったんだしー」

「フェリトス・・ほどほどにね・・・;;」

「ねぇねぇ、トリースっ!これ似合うと思わん?」

「あーー・・うん。そうだね・・・。」

ピンクのフリフリ衣装をきたフェリトス。こちらは・・・趣味?

「ねぇ、トリース」

「は、はい!なんでしょう、イヴァンさん。」

「僕、ウォッカが飲みたいな。頼んでよ。」

「は、はい!・・・・ウォッカだそうです、」

「かしこまったしー。・・・プー子ーウォッカあるぅー?」

「なんで俺!?」

客というのはイヴァンとバルト。それにフェリトスは許可をとってバイトをしている。

最初は勝手にやったのだが・・。

「かわいいから、OKよv」

とママさんから了承を得たのである。

「どうぞ、ウォッカでございますっ」(棒読み)

「わー、ありがとうvプー子ちゃんww」

(こいつ笑ってやがる・・!わかってて笑ってやがる・・!!)

まさしく四苦八苦しているかんじだ。

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「なんだい?あれは・・?なにかのパーティーか?」

「そんなわけねーだろ、馬鹿!」

「・・・・・おかまバーですよ。男の人が女の人になって商売してるんです。」

「おっおかま!?あんなかわいい子もいるのに!?」

「・・・かわいい子もいるが、なんかごついのもいるな・・。」

「昼間から・・めずらしい連中もいるんだな、かぶき町は・・;」

「かまっ子倶楽部に奴がいるんか?」

「・・・ええ、多分。」

「ならはやく突入するんだぞ!!」

「お、おい待てよ、アル!」

「あっ、まってよ二人ともー!」

先走る二人(正しくは一人)にフェリはついていった。

「馬鹿を見つけないといけないき、早くいくぜよ」

「・・・・・・・・」

なにか様子が変な二人。

「・・・なぁ・・・アレは幻覚だよな?」

「あぁ、そうだな。きっと疲れてるんだ。幻覚だろうな。」

いつもは馬があわないはずの二人が今はあっていた。

「何ぜよ?」

「・・・いやいや、あいつはいつもあんな感じだっ!うんっ!」

突如何か吹っ切れたようになったロヴィーノ。それに対してルートは

「嘘だ、嘘だっ!まさかな・・・そんなことがあるわけがない。」

何かと葛藤しているようであった。

「・・・・・あいつのことだからやっても可笑しくないよな。」

「・・・・・兄さん・・・まさかそこまで・・・」

「・・・・・・きっと、身近な人があんなことしているのをみてまあいってるんでしょう。僕も実際そうでした。」

「・・・・・」

「もう慣れましたけど。」

「そんなことだと思ったぜよ。さっさと行くき・・。」

「二人とも行きましょう!」

「そ、そうだな。」

「・・・・・しっかりいいつけてやらないとな・・。」

店の方に行こうとしたときであった。

「ぎゃああああああああああ!!」

「!!!」

いきなりフェリシアーノの声が。

「ちょっ、待ってよ、何するのー!助けて助けてー!」

「フェ、フェリシアーノ!!」

「待ってくださいルートさん!!」

フェリの声に駆け出そうとしたルートを新八はとめる。

「なぜとめる!」

「み、見てくださいっ!」

「・・・・・何を・・・・・!」

彼らが見た光景は異様であった。

「ヴェ?あれ?俺女の子になってるー・・?。」

そう、女装させられたのである。

「ったく!てめーのせだぞ!」

「もう、アーサーはいちいちうるさいんだぞ。いいじゃないか、たまにはこんなのもさ!」

「よくねーよ!・・・せめて天使とかに・・・」

アルとアーサーもついでに・・。経過はともかくとして・・・。

「な・・・なんとっ!!?」

「今行ったら、きっとルートさんたちもああなります。」

「・・・・・ああはなりたくないものだな」

「・・・・・ばか弟が」

「・・・・まさかバカ本もああされたかもしれんき。」

「・・否定はできません・・銀さんや桂さんもいるみたいですし・・・。」

「とにかく様子を見るぜよ。」

「・・・そうですね。」

彼らは知らない・・・悪夢はこれからだということを。。

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「・・・・・ヴェ?あれ兄ちゃんたちだ。」

「!フェリじゃねーか・・。なんだおめーもさせられたのか?」

「・・・そうみたい。兄ちゃんたちもみたいだねー。」

「フェリちゃん!なぁ、ロヴィーノは一緒じゃあらへんの!?」

「ヴェー・・アレ?兄ちゃんたちも一緒に来たはずなんだけどなー。おかしいなーどこいったんだろ。」

「フェリー!あんたもきたんー?似合ってるしー。」

「あ、フェリトスもやってるんだー。」

「似合ってると思わんー?」

「似合ってる似合ってるー♪」

「な!てめーらもいたのかよっ!・・・・最悪だ。」

「イエーイ♪君達もいたのか!楽しそうだな!」

「誰が楽しいか!」

「・・アーサー・・・似合わないね。むしろきもい眉毛だなぁ・・。」

「なんやーきも眉やないのー。なんやー?天使かー?悪趣味やなー。」

「きもいとかいうなー!天使を悪く言うんじゃねー・・。奇跡を使えるんだからなっ!さっき特注でOKもらったんだから文句言うな!馬鹿!」

「普通のブリタニアエンジェルもアレだが、女装するといっそう増すねー。」

「そんなことしかできへんもんなー。」

「本当に君は笑えるんだぞ!」

「てめーら・・・うるせぇ、だまれ!!この馬鹿!!しかも異様に違和感ねーしむかつくんだよっ!」

「おまえが違和感ありすぎるんだろー?」

「んだと?てめー女装するならその髭全部そりやがれ!この髭ヤロー!」

「いったなー」

「俺もやったるでー」

「俺もやるんだぞ☆」

「わわわ、喧嘩はだめだよー」

なんだかんだ言って始まるじゃれあい。

「おーい、てめーらなにしてんだ?って・・人数増えてるし!」

「あ、銀時。」

「たくっーこれがコラボだってことわすれるなよ。銀さんの出番がなくてどーするの。今はパー子だけど。」

「君達はまったくおかま道とやらをわかってはおるまいな。・・・いいだろう。俺がすべて伝授してやろう!」

「おかま道ってなんだよ!?」

「それっておもしろいことなのかぃ?」

「やってみればわかるって・・。お兄さんが保障するよ。」

「カツラ!ありがとう!」

「うむ・・・今はヅラ子と呼んでもらいたい。」

「うん、わかったよヅラ子!」

「・・・・にしてもよくこの状況になじめるよな・・てめーら。普通引くぞ。」

「お兄さんはなれてるからねー。」「わいも」「楽しいしー。」

「お、俺は仕方なくだなっっ!」「俺はどのかっこうでも似合うからいいんだぞ!」

「俺はこういうの初めてじゃないからね・・。で、どうすればいいのー?」

「あぁ、まずは・・。」

ぎ・・パー子がしゃべりだそうとしたとき。

「おい!てめーらよ!俺様を出しおいて勝手に話し進めるんじゃねーよ!」

「・・・・・てめーもいたのかよ、」

「いいから、早く接客しろ!団体がもうすぐくるらしいからな!」

「うむ・・いい働きっぷりだな。」

「てめーにほめられたくねーよ。バーカ!」

「ちょっと、言葉がもどってるわよ!ちゃんと女の子にならなきゃだめだわよ!」

『ご、ごめんなさーい・・ママv』

「ま、いいわ。今日はなぜか大繁盛なのvいっぱいこれも出すからせいぜいがんばるのよv」

そういって去っていく西郷。

「あーいそがしい・・・まだかわいい子いないかしら・・。」

なんていいながら・・・ね。

 

「うふふ・・・・面白いねv僕も女装しようかなー?」

「ええっ!?イヴァンさんが!?」

「本気ですか?」

「もう、冗談だよ。二人とも。本気にしないで?」

「よ、よかったです。い、イヴァンさんが女装しても体系に無理がありますもんね。」

「コルコルコルコル・・・・・・・」

「ライヴィスー!!!」

それらを観察して楽しそうにしているイヴァンと3人であった。

 

 

まだまだ続くこの話。

次でこの話は終わらせることができるかのかな・・。

どっちにしてもカオス。本当にすみませんっ!!><;;;

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