天気の良い、よく晴れた日。
「暑ー。」
「ヴェー、水・・アイスぅぅ」
「確かに最近暑い日が続いてますよね。」
銀時、フェリ、ツナの三人は偶然そこであって、道を歩いていた。
特に意味はない。
「とりあえず、その辺のコンビ二かどっかはいって涼もうぜ。」
「ええ、そこでなにか水分かいます?」
「賛成ー♪」
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チャラララララ「ありがとうございましたぁ。」
コンビ二から出てくるや、近くのベンチに座る三人。
「うわー、全然空気が違うや」
「ホントだねー。」
早速ジュースやアイスを口に含む。
「ふうー、生き返ったぜ」
「このアイスおいしーvv」
「うん・・・ってアレ?」
「どーかしたの?ツナ君」
「えーと・・・」
何か見つけたようなツナ。
「げ、無視しとけ無視」
「・・・そうですね」
「あ、とうしろうだ!」
「!!しっ、気づかれるからっ!」
どうやら土方さんである。こっちに向かって歩いてきていた。
「?う、うん・・」
「・・・・・・・・・」
どうやら土方さんは過ぎ去ったようだった。
「・・・なんとかいったか。。」
「・・なにか視線を感じるんですけど。」
「気のせいじゃない?」
「いや、いやな予感がする。気がする。」
そのときだ。
<どがぁぁぁぁん!!>
何かが飛んできて、それは土方さんの方に。
それは大きく、近くにいた3人にも被害を催した。
「うぎゃぁぁぁぁ!」
一番の被害は土方さんなのだが。
「「「つわぁつ!!」」」
ごほごほごほ・・
咳をする音が聞こえてくる。
「ヴェー、な、何!?」
「なんなんだよ、一体・・・」
「まさか、ね・・。」
「っ・・・またお前か、総悟!!」
土方さんは当の犯人に怒鳴りつける。
「チッ、はずしたか。」
まぁ、予想道理沖田君のわけで・・・。
「あれ?・・・なんでバッシュがいるのぉぉぉ!!!??」
「なっ!リボーン!!?」
フェリとツナ君は一緒にいる二人に驚愕した。
「・・・てめーらもいたのか!?」
「土方くーん、巻き込まないでくれない?ちょー迷惑なんですけど・・・。」
「てめーがここにいるのがいけないんだろうが。」
「そっちからきたんですけどー?」
<ドガッン!!>
また二人の間に弾が。
「「うぎゃやややあ!!」」
「あぶねーじゃねーか!!」
「あ、すいやせん。手が滑りました。」
「リボーン、もう一度うってもいいのであるか。」
「いいぞ、すきがあったらどんどんうて」
「うぎゃやぁあっぁ!!なんでもするからうたないでぇー!!」
「リボーン!何言ってんの!?」
「うるせぇ」
<どがぁぁぁん!>
「うわぁぁぁぁ!」
「ちっ、、ここは逃げた方がいいかもな」
「うん逃げよう!」
「ああ、」
「は、はい」
逃げようとする四人だったが。。
「あら、銀さん、土方さん。ちょうどいいところに」
「お、フェリシアーノじゃねーか」
「沢田綱吉・・・ほんとにちょうどいいわね。」
「「「「!!!!」」」」
お妙さん、アーサー、ビアンキの三人。
といえば・・・。
「新作のケーキ作ったの。味見してもらおうかしら」
「じ、じしんさくだからな!」
「愛情込めてつくったわよ。」
四人は一気に固まった。
((((さ、最悪だぁぁぁぁ!!!))))
(な、なんでこんなことになっちまったんだ)
(うわーん!こわいよー!)
(死んじゃう!このままじゃ確実に殺されるぅぅ!!)
(・・・まじやべーな、これ。どれくらいやばいかって本気と書いてマジと書くくらいマジでやばい。)
後ろに行けばリボーン、バッシュ、沖田。
目の前にはお妙、アーサー、ビアンキ。
しかもここは道なかで逃げ出せる抜け道もない。
ピンチー!
4人とも固まって動けない。
しかも6人はによによ笑っていて怖くて気持ち悪い。
というように4人には見えていた。
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「はぁー、やっと日本にこれたな。はやく帰ってやらんとな。」
ルートだ。ようやく戻ってきたようである。
「ん?・・・・・なんだアレは。」
2人が、とおりにでる手前に隠れているのか。ちらちらととおりに出たところを気にしているみたいであった。
「おい、新八何を隠れている?」
とりあえず、、その中の一人、新八に声をかけるルート。
「っなっ!ルートさんっ、戻ってきたんですねっ!?」
「あ、あぁ、今朝な。。ところで何をしているんだ。」
「えと、それはですね・・・。」
「?」
なにやらいいにくそうな新八。
「おい、やつら一歩ずつ動き出しやがったぞ。」
「ホントですか?!」
「あぁ。」
「おい、お前何を見て・・。」
「ああ、俺はディーノってんだ。君の事はツナやフェリにきいてるよ、ルートヴィッヒ。」
「そ、そうなのか。」
「うわー姉上の作ったのはいつもの3倍はやばそうだなぁ。銀さんたち、生きててくださいよ。。」
そう呟く新八をみて、ルートも二人が見る方を覗き見た。
みれば、固まっている銀時、土方、ツナ、そしてフェリ。
それを囲んでいるのが、なにやら物騒な武器をもった、リボーン、バッシュ、沖田、お妙、アーサー、ビアンキ。
4人はどうしたらよいのか、試行錯誤しながらおびえているようにも見える。
6人はによによと気持ち悪い笑みをうかべ(ているように見える)一歩ずつ4人に近づいていっている。
どこかで見たことのある、ピンチな光景であった。
「なっ!フェリシアーノ!!」
それを見、飛び出していこうとしたルートだったが、新八とディーノによってとめられた。
「まてまて、今出て行っても奴らに返り討ちにあうだけだ!」
「そうですよっ!」
「よくのうのうとこの状況をみてられるなっ」
「僕だっていけるもんならいきたいですよっ!」
「かわいい弟子がピンチの時助けるのが合理的なのはわかるが、こっちが圧倒的に不利だ。」
「・・・・っ、だが、、」
「うわぁぁぁぁぁん!誰か助けてーー!!ルートぉルートぉぉ!!」
その言葉を聴いたルートを二人にとめるすべはなかった。
「今行くぞ!フェリシアーノぉぉ!!!」
「あぁ!」
「チッ、・・俺達も行くぞっ!」
「は、はいっ!」
三人はそこに突進するように走った。
ちょうどそのときであった。
「・・・アレ?いまルートの声が・・・。?」
フェリがルートの気配を感じたとき。
「くんくん、そのにおいなーに?おやつー?」
「なっ、なんだこいつー!いつの間に!?」
アーサーの足元にランボがいた。
「ねぇー、ねぇー。」
「こ、こら。離れろよ、な?」
「ランボさんおなか減ったモンね。おやつならよこせー!」
「ラ、ランボ!??」
「ランボ、やめるね!」
「イーピンもっ!」
「おいおい、やめとけよそいつらのは。」
「なんだと!?」
「おい、そんなこといったら・・・!」
「ランボー、イーピン。こっちアルー!勝手にそっち行かないネ、あれ銀ちゃん?」
「神楽・・?」
「だからさっきからいってるある」
「なんだと、貴様!エリーの方がかわいいとわからんのか!」
「シナティちゃんのほうがかわいいあるっ!!」
「いや、エリーだ。」
「シナティちゃんっ!」
「エリー」
「シナティ」
「エリー」
「シナティ」
「エリー」
「シナt「なにやってんだてめー!桂ァァ!!」
「!!真選組か!?」
「きょうこそ逃がさないぞ!桂ぁ!」
「いまだ!」
「フェリシアーノ!!」
「!!ルート!!きてくれたんだ♪」
「はやくこっちだ!」
「うん!」
「ツナもはやくこい!」
「!ディーノさんっ!?」
「銀さーんこっちですっ!」
「新八!」
6人は逃げていく。
土方は桂を追いかけ、やれやれと沖田も追いかけ始めた。
「終わったか・・・もう帰っていいぞ、バッシュ」
「・・・・そうであるか」
「いっちゃたわね、せっかく作ったのに。」
「・・・・あいつら、そんなにこれがいやなのか;;;;」
「次があるわよ。そうね、隼人のとこでもいってみましょう」
「ええ。」
「・・・あぁ、そうだな・・・・」
逃げている最中。
「つうわぁぁぁぁ!!!!」
「ディ、ディーノさぁぁぁん!?」
ディーノさんは派手にころんだ。
「だ、大丈夫ですか!?」
「う、うわぁぁぁぁん!!痛いよ、痛いよー!!」
急に泣き出した。
「い、今部下がいないからへたれになってるんだ。」
「も、もしかして」
「うん、ディーノもイタリア人だよ。」
「・・・・やっぱりか。」
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はぁはぁ・・・
だいぶ走ってきたため、息遣いが荒いものがほとんどだった。
「なんとか逃げ切れたみたいですね。」
「ああ、そうみたいだな」
「はぁ、よかったな。」
「ええ、ありがとうございます。」
「ルートルート!!戻ってきたんだねー!さっきはありがとー!!」
「あ、あぁ。わかったからふっつくな!」
<ザッ、ザッ>
ふと聞こえた足音。
「何君達?群れてるの・・・?・・ならかみ殺すよ」
「うわぁぁぁぁ!!」
「ひ、雲雀さんっ!!?」
「お、雲雀じゃねーか。」
「なに、ディーノ。またやりあうのかい?」
「いや、えーと・・・」
「ここ、並盛中じゃないですか、銀さん」
「言われてみれば・・裏から入ったのか?」
「いやっぁぁ!かみ殺さないでー!なんでもするからー!!」
いいながら白旗をふるフェリ。
「なんだー、ヒバリー?・・・お、フェリちゃん。ヴェストー!戻ってきたのか!?」
「・・・兄さん?」
「なんでギルベルトがここにいるのー??」
「いやよ、、いろいろあってだな・・・。」
「ギルベルト、知り合い?」
「ああ!そうだ!!」
「ふーん」
「雲雀、今日は俺とそいつに免じて見逃してやってくれないか?」
「そうですよ、雲雀さん。僕達、ちょっと手違いで着てしまっただけで・・・」
「・・・・・・そう。並中は荒らさないでよね」
と、振り返っていってしまった。
「・・・にしても驚きました。まさかギルベルトさんと雲雀さんが一緒にいるなんて。」
「そうなのか?」
「そうだな、あいつと一緒にいても大丈夫なのは俺と、リボーンと、時によってツナ・・・・あとは小動物くらいだからな」
「ピヨ」
ギルの頭の上に乗っている小鳥がないた。
(ああ、なるほどな)
「お前、あいつに好かれるってことはかなりいけてるんだな」
「似たもの同士は互いにひきつけあいますからね」
「なにかわいそうな目で見てやがる!これでも結構苦労したんだからな!!」
「・・・兄さん、良かったな。・・・こっちにそんな奴ができて・・・」
「ヴェストー!?なんで目を伏せて・・・!」
「・・・あ!」
「どうした、ツナ?」
何かに気づくツナ。
「ギルベルトさんの足についているのって・・・」
「・・ん?イーピン!!?」
「「げ」」
ギルの足元にイーピンがふっつき、アレが発動していた。爆発までの時間はない。
「やばいぃぃ!!早くどこかになげないと!」
「こいつ、いつの間についてやがるんだ?離れろよ、おい」
「ギルベルトー!!そいつを早く放して遠くへなげろ!俺達も巻き込まれてしまう!!」
「え?」
のこり3つ。
「きっと雲雀をみたからだな・・。」
「まさかついてきていたなんて・・・。」
即ささとその場を逃げていく人たち。
「ほら、離れろイーピン!!」
「・・・だめだ、とれねー。早く逃げ・・」
「・・なにがやばいんだ。フェリシアーノ。」
「ル、ルート逃げるよ!!早くしないと爆発しちゃう!!」
「「ええええ!!?」」
「に、兄さん!!」
あとひとつ・・。
「う、わぁぁぁぁぁ!!」
<ドガァァァァァァァン!!!!!>
「・・・・・ご愁傷様・・・」
「銀さん!ツナさん!フェリシアーノさん!ルートさん!ギルベルトさぁぁぁぁぁん!!!」
なんとか逃げ延びた<生き延びた>お二人さん。
なんでこうなるんだろうね^^;;
小鳥は危険をさっちして先に飛んでいきました。