夏コミー!!

前回のあらすじ

ただいまお盆休み。

観光名所はもちろんのこと、お台場辺りは大変な混雑で迷子がぞくしつ。

あるものは迷い、あるものは探し、あるものはため息をつきゆっくりと休憩。

またあるものは萌えを普及し、あるものはそれを満喫し夏をたのしんでいた。

といっても夏らしいことはとくにしてないのだがね。へぇー。

そうそう、迷子といえばあのお方。

「あれ、ここはさっきも通った気がしますね・・・。」

触れなかったのは、お台場やビックサイトと反対方向にいたからです。

今日、無事保護されたとかされなかったとか。

この方向音痴お坊ちゃんが(‵₃´

うるさいですよ、このお馬鹿さんが(へ.

今日は設定上8月15日。

本来はいろいろとあるこの日。

正午になれば、誰であろうが一分間黙祷をします。どんなお祭りでも。

これは、ここだけではなくアニメの里全体の沈黙の掟なのですよ。

ちょっとシリアスじみましたが、今回はビックサイトにて。

夏コミ・・・夏のビックイベントであり、オタクたちはもちろんのこと、コスプレイヤーさんや一般人もおそらくちょっと行ってみようかくらいの感じでわいわいと集まってくる。

アニメ好きなら一度は絶対行ってみたい場所ナンバー1なのだよ。←

さて菊、今回の夏コミの売り上げはどんなものですか?

「思ったよりも人が多くて大変ですが、売り上げは好調です。すでに何人ものの人たちからスケブも頼まれましたし。あ、さっき素敵なゆっきー(バサラの真○幸○)と写真を撮ってもらったんですよーvこれから他のブースに行くのでたのしみですね^^」

・・・菊はもう満喫してるっぽいね。とっても楽しそうでなによりだ。

さてはて、他のオタクさんはどうしているのか。

「うわー、すごいです。コスプレイヤーさんのコスプレは完成度高いですね。初めてのさんかですが 拙者、感動しました。トッシー殿」

「そうでござるな。今年は特に活気があっていいでござる。」

バジル君とトッシーは今は菊の変わりに普及中。

「ふふふ、どのサークルも萌えるわーvv」

「おおっ!これはこれは神サイトの同人誌っ。購入必須ですねーvv」

エリザと菊は買い物中。たまにコスプレイヤーさんに写真もとってもらっている。

「やっときたでー!ビックサイト!!コスプレイヤー!!」

「はぁはぁ、やっとあの大手サークルのピーやピーーーを満喫するときがやってきたんだなぁ」

「HAHAHA!とにかく片っ端から廻るぞー☆」

来たよ、海外オタク御三家。←?

「はよいこうかー、人気なのはすぐ完売やっ!」

「そうだなー!ミ○ちゃんは俺の嫁ー!!」

「OH!あれはニンジャアニメ!?行ってみるんだぞ!」

みんな興奮好き勝手に行動し放題ww

「あれ、新八くんではありませんか?」

「菊さんっ!今は買い物中ですか・・。どうです?売れ上げの方は?」

「おかげさまで好調ですよ。新八君はどこか廻りましたか?」

「えぇ、まぁ・・ボカロとか。」

「ボカロですか、いいですよねっ!初○ミ○やカ○ト、あの双子も萌えですv」

「ええ、かわいいですよねー」

普通のグッツが発売している場所。そんなに離れてはいない。

「やったぜー!俺様CDゲット!!しかもあと2つっ!さっそく買うぜー!」

CDゲットしたギル。

「すみませーん、さっきの方で限定うちわ、カード、抽選券他がなくなりました。

「・・・・・・・」

うん、いいんだ、俺様はこれさえあれば・・・。

「なにぃ!!シナティちゃん人形もエリー人形も限定のジャスタ人形もポチ君人形も(中略)限定版のスペシャルビック人形も全部ないだと!」

「はい・・・ちなみに他の購入特典も全部なくなりました。」

「ふざけるな!この混雑を予想し、生産予定数の3倍は作って売るべきだ!まだ明日の分もあるのだろう?それをくれ!」

「明日の分が来るのは夜の10時ごろですので。」

「なんだと!ふざけるんじゃないっ!」

「ふざけてません、こっちも予想外でいそいで取り揃えてるんですからね!!」

言い合っている客と店員。どうやら限定品の売りが早いらしい。

「それにあなた、エリー人形なら隣にいるじゃないですか。」

「あなたじゃない、桂だ。このエリーは本物だっ!はやく俺がいったものを用意してくれ。」

「できません!てかあなたはどんだけ変な人形がすきなんですか!?」

「おめーら」とエリーのボード。

「いい加減にしろぉぉ!!」とエリーのボード。

「へぶしっ!!」

ボードで桂を殴るエリー。 

<ドガッ!>

と、それは近くにいる人たち・・とくに普憫にあたった。

「うぎゃぁ!何なんだよっ!いきなりっ!」

「うわー、」

「混んでんだから派手な喧嘩してんじゃねーよ」

周りにいた人も愚痴口といっていた。

「いってー・・・って、CDは?」

その拍子に袋を手放してしまったらしい。

「あんなとこに・・・!」

ちょっと離れたとこにあったCD。だがその瞬間

<ピシャ>

「!!!!!!」

「アレー?いま何かふんだかなー。」

「き、気のせいじゃないですか、イヴァンさん」

「そうアル。人間そんなの気にしてちゃ生きていけねーアルよ。」

「おーい、神楽。そいつに悪態つくのはやめろ。」

CD・・・CDがけしからんっ!!

残りの1枚を・・・!

「こ、これ?骸様。」

「クフフ・・そうですよクローム。最後の一枚があってよかったです。」

「!!!!!!!!(なみだ目)」

ギル、(心が)暗転。

「てめぇっぇぇ!!なにしやがるっ!てめーのせいで俺様のCDがっ!!」

「てめぇっぇぇ!!じゃない、桂だ。初登場に喧嘩を売られるとは聞いてないぞ。」

「そんなことしるかよっ!」

「・・・・・そうえいばさっき銀時がいた気がする。探しに行くか。」

「人の話し聞けよっ!」

ふびーん。

 

「ここが菊のスペースかぁ。本人はいないみたいだけど。」

「いらっしゃいでござるよ。フランシス氏。おすすめはこの僕が描いた「どきどきプー日誌(R18)」でござる」

「拙者のお勧めは僕が初めて描いた同人誌、「ときめきバズーカ(一般向け)」です。」

「えーとお兄さん菊の描いたのほしいんだけど。」

「・・えーとこの分厚いのが菊さんのですよ。「僕のラブソティー~ツンデレ編~」のほかにコピー本が2冊。」

「エリザ氏の描いた「萌え日々」他もけっこう人気でござるな」

「へぇー・・じゃあ・・・」

「それ全部ほしいんだぞ☆」

「まいどでござる」

「アルフレッド!・・・すごい荷物だな・・・」

「売れ残ってるの一冊ずつかってるからなっ!」

「あ、そう。」

そのとき

「あ、菊ー!」

「あ、菊殿、いい買い物はできましたか?」

「ええ、おかげさまで。」

「おお、菊か・・・って、それどうやって持ち帰るんだ?アルフレッドよりあるぞ・・・?」

「あぁ、あとで宅急便で送ってもらいますよ。」

「・・・・・そ、そうか。お兄さんも負けてられねーなこれはっ。もっと買うぞー!!」

とフランシスはいってしまった。

「アントーニョさんは来てないんですか?」

「ああ、あいつならコスプレイヤーに夢中じゃないのか?」

「・・・そうですか。今年はコスプレイヤーさんたちも気合入ってますもんね」

そのころの親分。

「あ、あのこかわええなぁ、おおっ!あっちもええなぁー。写真ええかいなー、」

ほんとに夢中。

「ロヴィーノと一緒にとったら楽園やんなぁvv」

広場的なとこ。

「みんなぁー!おまたせんとれあー!夏コミは楽しんでますかいものっ!お通のスペシャルライブ始めちゃうよーグルト!!よろしくネクロマンサー!」

「ネクロマンサー!!」

「わーーーー!!」

(ボカロもいいけど、やっぱお通ちゃんが一番ダンションは迷うことが多い)

*今日の俺様ブログ*8月15日(土)

今日は最悪だった。

せっかく買ったCDがこわれちまった。

明日もあるけどなっ!明日は早起きするぜ

・・・ヴェストは今夜から世界陸上の関係で一時帰ってるし・・

フェリちゃんは、坊ちゃんといるんだぜ?

今夜は一人で寝る。

今日も一人楽しすぎるぜ。

「・・・・・・・・・・ははっ!あんなとこいくからだバーカ。・・・でも菊に会えるかもしれないんだよな・・いやいやいやまた猫耳なんかされたら気がもたねー・・。・・・・・お、俺は行かねーからなっ!?」

「アーサーも楽しんでこればいいのに。」

「・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

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ついでに次の日。

「アーサーじゃないか、まさか君がくるとはねー!」

「う、うるせぇぇぇ!!」

「あら、アーサーさんじゃありませんか。」

「お、俺はここに来たくて来たわけじゃないっ!こ、こういうものにも慣れておきたくてだな・・」

「ならこの本とこの本をおすすめしますね。」

「そ、そうか・・・。ってなんで俺がこんなっ・・・!!」

どんな本だ。

「ふふふ(笑」

「ルート、早く帰ってこないかなー。ヴェ。」

「日本の文化は最高だぁー。また来年もこようと。」

「うはー、この表紙の子もかわええなぁー、あ、このふたりのように俺らもなれたらええなぁ・・」

相変わらず(笑

*俺様ブログ*8月16日(日)

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買えなかった、CD・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(泣;;

コメント

眉毛:正式発売まで待てばいい話だろ?

コメ返

だよなぁぁぁ!!!!ハハハハハ!

 

「アレ俺達の出番は?」

「まぁまぁ、結局何も起こらずおわったんだから良かったじゃないですかぃ」

「結局迷子をかまうだけで終わったのであるな」

「・・・・お兄様」

「なんだ?リヒ・・」

「・・・楽しかったです。こうすることができて。」

「そ、そうか・・」

「なんだ、このぽのぽの間は・・。」

「土方さん、トッシーはどうですかぃ?」

「あ、あぁ・・・来年もくるってよ、・・もう二度とくんなよっ!」

「へぇー・・。(ニヤニヤ)」

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