「きてやったぞ」
「あ、兄ちゃん」
「フェリちゃん久しぶりやなぁ~」
「アントーニョ兄ちゃんも久しぶりー!」
「きたのか・・・」
「てめぇはひっこんでろ、芋野郎」
「・・・・・」
「・・お前はいつも間抜けずらやなぁ~ギル」
「あんだと?」
「ねぇ!兄ちゃんみんな来てた?」
「あぁ、俺の見る限りではけっこうな。もうあいつら全員きててもおかしくねーんじゃねーか?」
「もうくるやろーなぁー」
今日、日本に観光者・・来日者が大勢来る日。
それによってにぎやかになるかぶき町と並盛町。
例のごとく、騒がしいったらありゃしない。
「あれ、バッシュじゃないですかぃ。」
「このとおり、来てやったである」
「ご機嫌うるわしゅう、沖田さん」
「すみませんねぇ、今大将はどこか行っちまって、鬼の副長は再起不能なんでぃ。」
大将・・近藤さんは、ストーカー。鬼の副長・・土方は昨日トッシーでいたことをくやんでいるのだと想像できる。
「大丈夫なのですか?」
「こら、リヒ・・・」
「まぁ、いつものことでさぁ。部屋、好きに使いな。」
「・・・お世話になるである」
「よろしくおねがいします。」
中立な二人は別荘ではなく、真選組にお世話になる。
もちろん、事前に許可済みだ。
「日本・・・久しぶりだ・・・・」
「菊に挨拶にいくでぃ」
「いまは・・・・・やめといたほうが、いい・・・」
「なんだとぉ、ヘラクレスてめぇ・・・」
「いきたいならいけばいい・・・」
「んだとぉ・・!」
「・・・・・・・・・」
ヘラクレス、サディク、グプタ
この地中海組のすぐ近くには
「きたっぺ日本!!」
「・・・うざいあんこ」
「暑い・・・・」
デンさん、ノルくん、アイス君の北欧組に
「日本の起源は俺なんだぜ!」
「ヨンス、quietlyする」
「二人とも、はやく王兄のとこいくわよっ!」
ヨンス、香くん、湾ちゃんの亜細亜組。
「うわーたくさんいるなぁ・・・」
「兄さん、待っててね!!」
ライナさんにナターリア。
「うわーすごいなぁ。お金をためてまで来たかいがあったかもね。」
セーちゃん。
「まさか、お前と日本に来ることがあるとはな」
「そ、そうですねー」
キューさんと・・・・・えと誰だっけ・・・そうだマシュー・・。
「ヴおおおおい!日本にきてやったぞっ!」
「うるさいわねー。めだっちゃうでしょ。」
「シシシ。楽しみー♪」
「ところでボスは?まだ着てないの~」
「ここにいるよ」
「・・・・・・」
あれ、この人たちは・・・。
「あはは、まさか俺まで呼んでくれるなんて親切だなぁ、あの赤ん坊は。君もそう思う?」
「・・・・・ふん」
「きてやったことを感謝するんス!このガキ」
「それ以上何かいったら・・・殺しちゃうぞ☆」
「やめてくれよ団長・・」
「シシシ・・おもしろ♪」
「まぁまぁ、こどもとは仲良くしましょうよ。」
「このショタコンっ!いますぐ頭ぶちぬくっスよ!」
「きゃ、かわいいーw」
「や、やめてください;;」
「ヴおおおい!!早く行くぞ!」
「てめぇに従いたくないっス!」
えーと・・・・・・アレ?アレ?
とにかくぞくぞくと来ていた。
お昼過ぎ
「うーん・・・」
アーサーは目を覚ました。なんだか頭がボーとしているようで目はうつろだったが。
「・・やっとおきやがったか・・・」
「ん・・・あっ、フランシス!なっ、なんでっ」
アーサーは、目を見開いたと思ったら、すぐに顔を赤らめた。
昨日のことを思い出したのだろう。
「あれー?何赤くなってるのー。もしかして昨日の・・ぷぷっ」
「なっ!そんなんじゃねーよ!!てかなんで知ってるんだっ!!」
「昨日菊が挨拶に来てよー、アーサーに猫耳っ・・ぷぷっ!」
「っ!いいか忘れろ、このことは一切きれいに忘れろ!いいなっ、ほかのやつら・・・・」
アーサーは言葉の途中でぶっ倒れた。
「もう、無茶すんなって。覚えてねーよな、酔って寝てたところを菊とトッシーがつれてきたのを。」
「・・・あ?菊が・・?」
「そうだよ、粗品渡しといてくれってよ、テーブルのとこおいてあるから。」
「・・・そ、そうか・・・」
また顔赤らめまた寝てしまったようだ。もうかわいいなー、抱きしめたいくらいだよー、ってこれは冗談・・
「アーサーおきたのかぃ!?」
「しっ!また寝ちまったみたいだ。」
「そうなのかい!もう昼過ぎだぞ!それに今日はみんな来るって聞いたから寝てる場合じゃないんだぞ」
「あれ、今日だった?」
「そうなんだぞ。もうすぐここにやってくるはずさ!」
万事屋
「銀さん、もう昼ですよ、いい加減にしてくださいっ!」
「んあー?別にいいだろ、今日は特に何も・・・」
「ありますっ!今日はみなさんきっと挨拶に来ますよ。」
「え、そーなの?」
「そうアルよ!ライヴィスに会うの楽しみアル!!」
沢田家
「おい、ツナ」
「なんだよリボーン。宿題やってるじゃんか」
「そうじゃねぇー。・・・今日はみんなくるはずだ。」
「え、みんな?」
<ピンポーン>
と、チャイムが聞こえた。
「ツーくん、お客さん」
「はーい」
急いで下に下りて、玄関へ行く。
「よっ、ツナ。」
「ディ、ディーノさん!?なんでここに。」
「リボーンに呼ばれてきたんだ。」
ローマリオももちろんそばにいる。
「待ってたぞ。・・・例のものはできてるか。」
「も、もちろんだっ!」
「・・・・・れ、例のものって・・・?」
「後でわかる。」
「ええっ?!」
(・・・・・全員日本に来たみたいだな。)
・・・・・・どうやらリボーンがなにかたくらんでいるぽい・・・・・・
すべてがわかるのはまださきだとリボーンはいったけど・・・・
なんだよ、それぇ;;すげぇ気になるんだけどー!!
今読んでる君もそうだよねっ!?
・・・その日はそれぞれ挨拶周りがあり、騒がしかったという。。