今日の天気は晴天。
太陽がまぶしすぎるぜ。
昨日は雨で外に出られなかったが、今日は散歩には快適。
久しぶりの日本だ。いろいろ観光しようと思う。
一人観光楽しすぎるぜ!!
あ、自己紹介が遅れたな。
俺はギルベルトだ!
ギルバードじゃねーぞ。
もちろん、ピヨちゃんを連れて行くことは忘れねー。
今日も元気だな、ピヨちゃん。
「お?」
さっそく発見したのは眉毛だ。
「よぉ、なにしてるんだ眉毛。」
「なっ!眉毛っていうなぁ!ってギルベルトっ!?」
てめーこそ何してる。と聞いてきたもんだ。
「ちょっと散歩してるだけだ!眉毛は何してるっ?」
「眉毛ってなんだよ!俺は・・・やっとあいつらから解放されて外の空気を吸いきたんだ。べっ、別に誰かに会いたいからってわけじゃないぞ!」
「・・・それって菊だろ?」
「なぁ!んなわけない・・わけがない・・・。まだこっちに来てあってないからな、一目見ようと・・。」
「でも立ち入り禁止って聞いたぞ。」
「と、遠目でもいいだろ!」
「それ、ストーカー・・。あーいつかのことを思い出すぜー。菊も大変だな。」
「うるせー!お、俺のためなんだからな!」
「ケセセセ<ドガッ!>-てぇ・・・なんだぁ?」
高笑いしていると後方から何かに殴られた。
見ると・・
「なっ!エリザッ!?なにいきなり・・・。」
「なんか懐かしい顔がいたから、ついねーフフフ」
「エリザベータ、このお馬鹿さんたちはほっといていきましょう」
「そうですねーローデリヒさんv別荘に荷物置いた後、菊のところにも挨拶に行かないと。」
「え、やめといたほうが・・・。」
「だまってろ・・・・・・いきましょ♪」
そして二人は去っていった。
朝からいやな奴にあったぜー・・・。
「ローデの奴、俺までバカ呼ばわりかよ・・。」
これはアーサー。あぁ一緒だったな。
「・・・ギルベルト、俺はエリザたち追っかける。」
「え?」
「なんかあいつらといたら菊の家にいけるかも・・って菊に会いたいとかじゃないからな!俺のためだからな!!」
そんなことを言い残して、アーサーは行った。
どんだけ菊のこと気にしてるんだよあいつ。
このあとエリザたちと菊の家に行ったみたいなんだが・・おっとこれはまた今度な!
いくあてもなく歩いていると万事屋のとこのメガネがいた。
「あ、こんにちはギルベルトさん。」
「あ、あぁ。この間は料理ありがとな。」
「いえ、当然ですよ。」
「あら?新ちゃん知り合い?」
「あ、姉上。はい・・この間ここへフェリしアーノ君たちと一緒にきたギルベルトさん。ギルベルトさん、この人は僕の姉上の」
「志村妙です。新ちゃんがお世話になったみたいで。」
「へぇー新八のねーちゃんか、よろしくな。」
「ええ。・・・フェリ君と一緒ってことは・・アーサーさんともお知り合いでしょう?」
「な、なんであいつがでてくるんだ、アーサーとはさっき会ったばっかりなんだが。」
「ちょっと、新作料理を試してもらおうと思って。アーサーさんの料理も久しぶりに食べたいわぁ」
それをきいて、新八に耳を当ててささやく。
「おい、お前のねーちゃん・・・・;;」
「ええ、かなりの味覚です・・・。料理もかわいそうで・・」
「なにを話してるの?新ちゃん。」
「い、いえ!なんでもっ!!」
「ビアンキさんも誘って会いに行こうと思うの。どこにいるのかわかる?」
え、ビア・・
「毒料理を作っている姉上の仲間です。」
・・・・・・・
「あ、アーサーなら菊に会いたいから、エ、エリザたちについていったぜ?お昼ころには菊の家だろ・・・多分。」
「え、菊さんの!?危険ですよ!!」
「俺も一応言ったんだぜ?でも聞く耳もつかよ。」
「あら、エリザさんなら大丈夫よ。菊さんの所ね。ありがとう、お礼にこの玉子焼きをあげるわ。」
「あ、ありがとうな・・・」
「えぇ。」
重箱を受け取る。中にはやはり、かわいそうな玉子焼きが。。
「あ、あとでゆっくり食うぜ!!」
「ええ、それがいいですよ。」
本心はそうではないものの、そういうしかない。
このお妙とかいう女、エリザと同じ感じがする・・・。
「お妙さーん!!俺にも愛の玉子焼きをー!<ドガッ>
どこからか飛んできたおっさんが、お妙に殴られ、逆に飛ばされた。
今日は感がさえてるみたいだぜー・・。
ケセセセセ・・・・・。