再会2

「おーい神楽、ややこしいことになる前にさっさと帰るぞー。」

「帰るアルか。わかったよ銀ちゃん。」

神楽はそういいながら定春を盛大に投げた。ものすごい力で。

そしてそれはあろうことか・・・

ペニーに当たってしまうのであった・・・・・。

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<ぎゃぁぁう>

<キャウン>

二つのうめきが響き渡る。

そして、二匹とも気絶した。

「あ、定春ぅー!!」

神楽は定春にしがみついた。

「定春ー!定春ー!」

「ん、あのでかい犬は・・・まさか。」

「あ、神楽アル。」

気づいたのは獄寺と王輝。

そこでそれぞれ気づいた。

「えーなんでルートがいるのぉ。お兄さん困っちゃう」

「まさか、お前らと出くわすとはな。」

「あは、こんにちは、ギルベルト君。」

そういったのはやたら背が高く、夏なのにマフラーをまいているイヴァン。

「よ、よぉ・・・」

「こ、こんにちわ。あの、この人は・・」

「ギルベルト君だよ。僕の家にいたときもあったんだ」

「けっ・・」

「は、はぁ・・。」(うわーこわ;)

「なんだよ、おめーらもきてたのかよ。」

「まーな。俺たちのほかにもまだ来るはずだぜ。」

銀時の問いに答えたのはアーサーだ。

「はぁ?聞いてないぞアーサー!俺たちだけじゃなかったのかぃ?」

「てめっ!一緒にいただろうがっ!聞いてなかったのか?あーあんときはゲームに夢中になってたんだっけか。」

「ぼくはきいたよ。トリースやライヴィスたちもくるんだぁ♪」

「そうアルか!ライヴィス来るアルか!」

定春は復活したみたいで、神楽はまたしても抱きついている。

「なにいってるアル。神楽、こんな奴相手にしないほうがいいアル。」

「ちょ、まって!みんな来るってどういうことですか!」

新八の発言。

「楽しくなりそーでいいんじゃねーの。」

と山本。

「フェリシアーノ、いつまで隠れてるんだ。」

ルートの後ろに隠れて縮まっているフェリ。

「ヴェー。怖いよー・・。」

「はぁ、、んなことはどうでもいいだろ。ほれフェリ。」

「ヴェ?何、銀時?」

銀時はフェリに鍵を渡した。

「菊の別荘の鍵だ。渡しといてくださいってよ。」

「あ、そうだ俺も。」

ツナも思い出したようにポケットから鍵を出して、アルフレッドにわたす。

「これ、菊さんからです。」

「おおっ!菊からかっ!気が利くじゃないか!」

「そういやぁ菊はどうしてるんだ?」

と聞いたのはアーサー。

「えっと、、それは・・。」

いいにくそうなツナ。

「あーなんか立ち入り禁止だってよ。絶対私のところには近づかないようにってさ・・」

「えー立ち入り禁止ィ??」

「なんか仕事が忙しいみたいで・・。」

「なんか、新聞屋さんが行ったらその人ぼろぼろになってたって聞いたアル。」

「ちょ、神楽ちゃん!!」

「菊はいったい何をやってるんだか。。」

「夏コミの準備ですよ、近いですし。」

「ああ・・。」

みんな納得。

「なんで知ってるの?新八くん。」

と聞いたのはツナ。

「このまえ聞いたんです。ってかおたくをなめないでください。」

「このメガネアイドルオタク。」

「うるせぇ!菊さんに愚痴ってやるっ!」

「まぁ皆。もう帰ろう、こんなところで立ち話もなんですし。長旅で疲れたでしょ?」

「そうですね!10代目!」

「だな」

「よし、じゃあ菊の別荘に行くぞ!ヒーローの俺についてこい!」

「なんでてめーのいうこと聞かないといけないんだ。」

「どんなかわいい子にあえるか楽しみだな。」

「じゃーな、神楽。また会うアル。」

「ふふふ」

「ケセセ!やっと別荘にいけるぜー」

「はぁ・・・やっとツナのおかげで終わったか・・。」

「おうネ!王!」

「いこうぜ、フェリ。」

「ヴェ。うん!」

「はぁ・・・帰りましょう。おなかもすいてきましたし。」

「ヴェーパスタがいいなぁー♪」

「作ってもって行きますよ。」

「わー♪ありがとう、新八!」

「いえいえ」

「あまり迷惑をかけるんじゃないぞ。」

「わかってるよ、ルート。」

 

こうして、彼らの騒がしい夏休みが始まったのであった。

 

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「わ、われを忘れるのではないぞ!」

「あたりめーだ、バカだし」(ぼそっ

ペニーは数時間後復活して、再び人々を騒ぎにさせるのであった。

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