新「な・・・なに、これ?」
神「新八、どうしたアルか?腐ったパンでも落ちていたアルか?」
万事屋に戻った新八と神楽。
神楽は定春とじゃれあい、新八はダンボールの中にあった手紙を読んでいた。
新「違うわぁぁぁぁ!!!それより見てよこれ!!銀さんが!」
神「銀ちゃんがどうかしたアルか?」
新八はいつものようにつっこむと神楽に手紙を見せ付ける。
新「ここ!」
神「・・・・・」
<バッ>
新「神楽ちゃん?」
神楽は手紙をしばらく見ると、新八から手紙を取り上げる。
<グチャ!>
そしてその手紙を丸めだし、見事にぐちゃぐちゃになった。
2
神「銀ちゃん!隠れてないで出てくるヨロシ!!私たちをだまそうたって無駄アルよ!そこで笑ってんの知ってんだからなっ!」
神楽は辺りに木霊するほどの大声を出した。
新「神楽ちゃん!大声ださないで!!まぁこれはいたずらだろうけど、大声出しちゃ近所迷惑だから!」
同時刻。万事屋前―
いや、あんたも大きいって・・。
・・・ふぅ一足おそっかったかな・・・
めんどくせぇなぁー
あ?俺?俺は名乗るもんじゃねぇよ
さてどうしたものか。。
めんどーだが
ちっとやるしかねぇよな・・。
<ゴトッ>
俺は小さな物音を出す。
神「銀ちゃんんんー!!速く出てくるネー!!」
新「神楽ちゃん!お願いだから静かにしてぇぇ!!」
・・・・・こんなんで気づくわけねーよな;
<ゴガタッ>
さっきよりも大きな音
新「あ!帰ってきたのかな銀さん。」
神「銀ちゃん!なんで隠れるネー!!」
<ガラッ!>
神楽は勢いよく玄関を開ける
そこにはー・・
場所変わってナルト宅前
サク「あれ?あいてる?」
ナルトの部屋のドアを開けたサクラはナルトの玄関が開いてることに疑問を持つ。
サク「ナルトォー!!いるーー!!?」
サクラはナルトがいるのかを確かめるために声を上げる。
その数分前
ーっと
ナルトの部屋に一人の男が入った
けっして泥棒ではない(笑)
ー北に500M、3人の気配ー
ーどうやら間に合ったか・・
そしてダンボールに眼をやる男
ーホントにバカだよなー俺って
ーこんな簡単なトラップに引っかかるとは
ーあて先ぐらい確認してけってーの!
「はぁ・・」
その男はため息をつく
ーホント面倒な事になりそうだ・・・
そう思いながら、3人を迎えるための準備をした