絵に描いたような再会は程遠い

赤ずきん「一体なんだったんだろう?」
白飛「まー、これからがんばっるこった。」
光夜「一段落着いたことだし、オメーらは返してやるか。」

11


セナ「やっとかえれるー!」
白飛「んじゃとばすぞ。」
歌「ちょっと待って!まだ分からない事だらけなんだけど。」
白飛「そのうち分かってくっから。」

光夜が胸ポケットからなにやらスイッチのようなものを出して、押した。

ルフィ「おおっ!?」

次第に体が薄くなり始める。

光夜「あ、カッコ元に戻しとくから安心しろよ!」
『あっ!(汗;)』
《忘れてたァァ!!》
サトシ「今言うなよ;」
白飛「じゃあねーv」

そして、その場には光夜と白飛の二人だけが残った。

白飛「光夜、これでいいのか?」
光夜「ああ、ヤツラなら大丈夫だろう。これからおもしろいことになりそうだ。」
白飛「ですね。」


ー 一方アニメニーズは…

『ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

落ちていた。まだ地面は遠そうだ。

ツナ「何で!?何で俺たち落ちてんの~!!?」
セナ「なんとかして~!!!」
ミルモ「ミルモでポン!」

ミルモの魔法で、魔法のじゅうたんを出して全員乗せた。

ケロロ「ふぅ~助かったであります!」
実「ナイス!ミルモ!」
ミルモ「ああ。でもどこなんだ、ここ。」
歌「空は空なんだけど。」
十代「下まで後どれぐらいだ?」
アレン「よく見えませんね。」
ルフィ「何だ?アレ。」

ルフィの言葉に全員が下を見る。
中にはすぐに眼をそらした奴もいるが。
それは大きな飛行物体。
どんどん近づいてくる。

ハヤテ「アレ?ちょっとこれっ!!?」
一護「ぶつかるぞ!」
銀時「よけられねーの?」
ミルモ「よけられないぞっ!」
『えぇっ!!?』
ツナ&セナ「ひぃぃ!!ぶつかるぅ~~!!!!!」

『ぎぁァァァァァァ!!!!?』

<ドガァァァン!!>

正面衝突。その影響かなにかしら、ほとんどの奴が気をうしなった。
まぁ、ぶつかったのは巨大な飛行観光船だったみたいだが。

ーー

実「観光船?」
かろうじて気絶していない実はそう呟いた。
そして、異変に気づく。

実(あれ?私一人?みんな?てか浮いてる!?)

そう、実は浮いていた。遠くに観光船が見える。

「―…る」
実「-え?」
「―実…。」
実(……誰?どうして私の名前…」

<フッ>

いきなり体が軽くなった。

実「いっ!きゃぁぁぁぁぁ!!」
(なんだったの?今のっ!!?)

そう思いつつも実は流されるがままに落ちていった。


ー広場ー

そこでは未だにキャラ達が散乱していた。
まぁそれでもほとんどの人たちが情報を手に入れた頃。

サクラ「結局、有力な情報はないわね。」
時音「どこ行ってんだか。」
ナギ「たくっ!心配させおって!」
夏美「だいたい…<わぁぁぁ>?今何か聞こえて…」

<あああああああああ!!>

楓「上?」

ほとんどのその場にいた人たちは上を見る。

リナリー「あの人たちって…!?」

だんだん見えてきた。

ひろと「オイ!あれって!?」
総悟「土方さん?」
イノ「シカマル!?」
万条目「他にもうじゃうじゃと…。」
「-ら……しろ!!」
ナミ「なんて?」
土方「ちょ!何とかしてくれー!!」

今度は良く聞こえた。
地面まであと150メートルほど。

総悟「あらら、情けないですぜ土方さん。何とかしまさぁ。」
<ガチャ>

そういうと総悟はバズーカを向けた。

土方「何してんだぁァァァ!!」

近藤「おい、やめとけ総悟。」
総悟「チッ…。」

残り100メートル。70メートル。

シカマル「他は気絶してんだっ!オメーらで無事着地できるようにしてくれ!」
サクラ「き、気絶!?なんで?」
ヒカリ「どーするの?」
ハル「ツナさんは私が受け止めて見せます!」
獄寺「なに言ってんだバカ女!十代目は俺が!!」
ハル「はひぃ!?バカってなんですかー!!」

50、40メートル。

土方&シカマル「早く~~~!!!!!」

もう後がない。

リルム「リルムでポン!」

<パァァァ……ポン!>

リルムの魔法で落ちてくる辺りにふかふかのふとん?がひかれた。

ーと思いきや。

<わぁぁぁ!!>

それが大きな口のようなものを開いた。

そしてー

土方&シカマル「なぁぁに!!?」

<パクパクパクパク…>

ー全員を食べてしまった…

織姫「あれ?」
ティオ「どうなってんの?」
リルム「きゃぁぁあぁ!!ごめんなさい!ごめんなさいですわー!!」

泣いて、あやまるリルム。

ー数分後

魔法は解けたがー…
もうシカマルや土方までもが気絶していて。
ー山積み状態だ。

マモリ「どうなったらこうなるのかしら…?」
『なんか』
そこには探してた奴らがいて。
サクラ「なさけないわね。。」
『うん。。』
そこにいたほぼ全員がそう思ったことだろう。


「わぁぁ!!」

また上から声が聞こえてきた。

楓「実ちゃん?」

もうすぐ落ちる!と思いきや…

実「おっ!とっと…。」

山積み状態のヤツラの上に見事着地した。

実「とーちゃく!!」
織姫「実ちゃん…」
ナギ「何があったのだ?」
実「うーん。どう説明したらいいのかわかんないけど。とにかくかくかくしかじかで。」
『うん。』
実「アニメニーズ結成!…というわけ!」
『は?何?』
実「だから、アニメニーズ!」
『?』

その場にいた全員が?マークを浮かべる。
しばらくして、実のトークに困惑となったが。
…実はトークが終了するまで山積みの上にいたとかなんとか。

アニメニーズ《早く降りろ(て)~)
実「ほんとごめん!気づかなかった!(笑」
 

10     戻る